湯ノ丸へ...の巻
こっそりと、メーリングリスト開設してます....
参加希望の方は下記に記入の上、クリックです。
用があって、携帯電話置いて、色々用事をすませ車に戻ってみると、携帯のお知らせランプがチャカチャカ....見ると元蕎麦屋佐助のおやじさんから大量の不在着信あり..しょうがないので、電話を入れると「おい!湯ノ丸行くぞ! たまには違う山もいいでしょう..今どこだ〜」てなでかい声...。一応今日は平日なんですがね〜........お昼からお供で一緒に湯ノ丸へゴー!
ここの所山と言えば天気がグスグスで...久々に明るい画像って感じですね! 送電線ある場所には道あり..6万6千ボルト沿いに山を登る。
昨日たまたまこの道を通ったら、家族連れの車が道路に停まっていて、父ちゃんはもちろん、子供まででっかいスーパーの袋一杯クリフウセンを持って歩いていたのを見て....今日がまんできなくって僕に電話してきたようです...
いつも同じ山に通っていると、どんなきのこがどんな場所の発生するか、大体パータンが分かってきます..と書きたいんですが、ここのクリフウセン、少なくとも僕の頭のなかのデーターベースではちょっと考えにくい場所での発生..それもかなりの量。 笹をかき分けてクリフウセンを探したのは初めて! 最初の群れを見つけるまでは、半信半疑で....いきなり良い株踏みつけてしまったもんね〜..当然ぶーぶー言うおやじさん...すんません、今日のしもじの目は節穴で〜す。
笹が茂っていて、歩きにくい...おやじさん座り込んで...キジ撃ちしてる訳ではありません....
しかし、何故か用意のいいおやじさん、ちゃんとマイタケ持ち帰り用の包み物と袋を持って来ていて、背負って来たでっかいリックに大事に入れてました..きっちりと半分こ..だかんな!
マイタケを籠にて、何時間も歩くと、籠の中でせっかくの姿が壊れて痛んでしまうので、見つけると一株づつ丁寧に新聞紙などでくるみ、網袋にいれてから、リックにいれるといった念の入り....でも今日はマイタケ採りではなかったのに、何故かマイタケ装備のおやじさん..感働きって奴ですかね〜..偉い! ほめてつかわす...でも..くどいようだけど、見つけたの僕だかんね!
笹の中、結構クリフウセンはあるものの、どれもこれも流れ気味で、ちと時すでに遅しかとおもいきや、目の前にちょうどいい感じのクリフウセン発見! と思って少し下を歩いていたおやじさんに、「おい! いいのあったぞー!」と声を出した直後、その脇に..なんとマイタケ! 「マイタケはっけ〜〜ん!!」 妙なスピードで近寄ってきたおやじさん..「あ〜ほんとだ、俺が見つけるはずだった〜ぞ〜」とちょっとショックだったようです..「おめ〜がカマ見失うって、ゴチョゴチョやってたか、俺が見つけられなかったんだぞ〜..」と妙ないいがかり...これで、先ほどクリフウセン踏みつけた減点はいきなりチャラ..どころではないですね〜〜け〜っけっけっけ〜...だ!
しかし、おやじさんも、この山は初めて入る山で、まさかマイタケが出てるとは思ってもみなかったようで、周囲を見渡し、地形を確認しつつ、近くの木になんだか自分しか分からない印までつけてました...いつも黒姫でのマイタケ採りのパタ〜ンからは、考えられないようで、しばらく..う〜とか、あ〜とかぶつぶつ言ってました。
標高も高く、白樺が多い林...帰り際にちょこっと、道路から入った所で遭遇....
それはそれ、一面ベニテング...しっかり毒きのこなんですが、僕の住むあたり...昔はこれっきり収穫して樽で塩蔵する食文化のあった地域で、正月になると、よく出て来たよ〜とい経験を持つ人の多いのは確かで、以前とある高原で休日のバーベキュウ風景の中で、結構焼いて食べてる人いたのを覚えています..が、結局毒きのこには間違いありません、美味しいきのこは他に沢山あるので、1本食べれば結構やばいですし、その場ではなんともなくとも、蓄積毒も含まれているので....
ただ、綺麗なきのである事は言えます、森のきのこ...結構頭に浮かぶきのこの一つでしょう...
あっ! スッペ〜
とコナシの群生の中のおやじさん...
コナシ...こんな実です、まだ食べるには早すぎで〜す。
少し時期遅れのハクサンフウロウ...ほんとに足元に一輪。
あのね..写真撮ってる時にカメラの前を横切るときは..一声かけてね...しかし目玉つ〜か複眼だから目玉の集まり...か〜..でかいね! 顔に目じゃなくて目に顔ついてるって感じですかね〜
こちらも、次期遅れのマツムシソウ、この時期はほとんど種になってるんですが....
てな事で、まだ紅葉には早いですが、秋本番...直前ですね...