好きで住んでいるのだから、そんなに文句は無いのだが、僕の住んでいるこの地域には、知っている限り、まともな靴を買える店が無いのだ。ありきたりの、スニーカーとか、ありきたりの登山靴、とにかく品ぞろえが悪い、まあこれもこの地域の人口とか、もろもろ考えると、いたしかた無いとは思うが、靴と言うものを買う時は、ふつうはいてみて、決めるのが、その多くだと思うが、違うかな?
カタログで調べ、取り寄せも出来るのだが、買うことが前提になってしまう。サイズは、注文の1サイズ上下を取ってくれて、あうサイズを買うことにはなるのだが、人の足は、規定のサイズだけではないし、フィット感や、なにやら......
実際の物を見て、触って、はいてみて決めたい、誰でもそう思うのでは、ましてや3万円、4万円もする靴になれば、神経質にもなる。特に普段はくような靴でも無いし、ファッションシューズでもない(デザインは、購入の大きなポイントではある)機能重視の靴なのだから。でも一概にお店だけは攻められない。人口の多い都市圏だとしても、ただでさえ、そうそう売れるものでもない靴を、各種揃えて、在庫することは、どの地域の店にとっても、かなりの体力を必要とすることだと思う。
これは靴の話だけにあらずと、僕は思う。
でも不思議だよねー、山がこんなに近くに、川がこんなに身近にある所なのに、専門店は、都市圏のそれには及ばない。皮肉じゃ、今日もこの街を囲む山々がきれいだ。
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