旧盆の頃.....の巻
立秋も過ぎ、暦では秋.....冗談でしょっ!感じで猛烈な暑さの中...しもじは山へ
しもじさんは暑い暑いって言うけど、俺は平気だよ、どれだけ歩いても全然疲れないし〜...みいたな事...言われてもな〜...暑いもんは暑いし〜、機材背負ってるだけで汗流れ落ちるし〜...歩けば疲れるし〜...最近太ったし〜....見栄はってもしかたね〜し〜〜
そんなまでして、なんで山へ行くか......簡単...きのこなんかじゃなくて、’きのこ’だから....
あ〜あ〜 あまり暑くて壊れ気味〜....暑い暑い暑い暑い〜〜あ〜〜〜つい〜〜〜〜!!! あ〜すっきりした。
去年の落ち葉を持ち上げるウスムラサキ色は、ほとんど同系色のようで、斜面いっぱいに発生していても、探す気で見ないと、簡単に見落としてしまう...ただ、どこか1ヶ所でもしっぽを捉まえれば...あとは....
一番手前あたりが、採り頃だな〜....この手のきのこは沢山採ればいいってものでもない....食べる分だけ...
今年の夏の一番は、なんと言ってもこいつですね!
ハイカグラテングタケ....図鑑の域を出てた存在となって10数年...シャッターは押せど、手にも触れた事なかったきのこ....そういう意味でも、今年は夏の宝ものが確実に増えたと実感する事になったな〜
このHPを見てくれてる全ての人に感謝.....何かやり続けた事の意味が....まだまだ...知らない事だらけと..続ける意味が、ほんの少し形になりかけたかもしれない。
以前は見向きもしなかったチチタケ...今は夏の宝もの..このきのこほど、いろんな人の経験やアドバイスが肥やしになったきのこは無い...自分で飛び込んだきのこつながりと、自ら作ったきのこつながりの重さを持ったきのこで、決して一方的な知識の吸収だけでは...夏の宝物にはならなかったでしょう...夏の宝物...きのこそのものが宝なのではないのですな〜....
ハイカグラテングタケのも混ぜてサイの目に切り、下準備完了。
写真は前後してるが、ちょうどこのページの冒頭のウスムラサキホウキタケの写真を撮っていると...脇においてあったかごが....まるで〜スロ〜モンションのように傾き.....ず〜〜と下まで、これまで収穫したきのこ.....まき散らしながら.......来年はここ...チチタケ、ハナビラタケ、ハイカグラテング..の畑になるの〜〜ってくらい....まいてしまった....がっくし....
このハナビラタケは大きかった〜少なくとしもじの頭よりでかかった!
収穫ギリギリだったがゲット! これ一個でかご一杯..........しかし...後で悲劇が...
ある年の夏...ここにものすごくでかいハナビラタケがあって...時すでに遅く流れいた....それ以来毎年頻繁にここに訪れ...チェ〜〜ックし続けていたら....お〜〜出てきたよ!! びっくり嬉し〜!
暑い暑いと言っていても、里では花火大会や、盆踊り、ねぶた...夏祭りがどんどんこなされ..て...お盆休みは連日屋外プールも大賑わい........でも、山には....秋ではなく、その切り替わる季節が訪れてる事を教えてくれる...ササクレシロオニタケが...でかい態度で..あっちこちに.....
夏なので....うらめしや〜...じゃくて...イタリア料理でもなく....炒めし屋....しもじ
店の名前なげ〜ぞ別館
な〜か.....さっぱりとした収穫の図になちゃたな〜...の図
ウスムラサキホウキタケの特性を生かし、チャーシューのように、チチタケも加え煮付けたもの。
最近は蕎麦屋さん、妙に増えて...なにやらうるさい能書きやら、妙に立派な店構えのお店...どこも皆繁盛してるようで、美味しくない店など無いこの頃.....どこのお店もそれぞれ特徴があって、好みのお店探す楽しみもあってそれはそれで楽しいと思うが...あとは、店の主のキャラが伝わる店が、もう一度来よう思う、店の味に繋がってのだと思う...
しもじ 特におすすめの店 とく田さ、蕎麦屋叶、そばの花 皆主が近くに感じ、その心使いが伝わってくるのが共通点....
ナガネギのみじん切りと合わせて、ゴア油ひいた中華鍋へ..じゅう〜〜〜〜! 味付けは少量の味の素と塩だけ。
火が通ったら、一旦皿に取り、玉子と冷やご飯(溶き卵を先に入れてからご飯を入れて炒める)を炒めたら、先ほどの具を混ぜ完成!
ハイカグラの出汁と、ウスムラサキの食感の炒飯....1人前....時価もしくはサービス...
夏のお宝炒飯
初夏から順番に色々なギボウシが目を楽しませてくれてるが...この濃い紫の種類が最後かな〜...この種類には白花もあったのだが..ここ2年くらいで絶えてしまった.種蒔きで増やした子孫だけが、しもじ借家脇に残るのみ...
ここ蕎麦処ひぐちさん...シンプルでハイセンスなこじんまりした店内で、アブラゼミの声聞きながら食べる、夏のお蕎麦は....なんか美味しい時を味わうってこいうんだな〜と....大満足...また何度でも来たいお店のひとつです。