駆け足....の巻
季節はやっと紅葉が始まったってあたりの標高.....その色合いと、それが地面に移るあんばいで、色々ばきのこ発生を....かこの経験と合わせ練って........しかし.....山肌の変化の速度を追い越す感じで、駆け足で発生を続けるきのこ達......なにか特別気温が下がってきてる訳でもないし....月末に外せない用事があるって....事あわけもなく...今出なければ、出るときを逃すかのような感じさえするきのこ達もいれば....もう今年は出る気ね〜って受け止められる態度のきのこ達もいる....
いずれにしても、今年にきのこ全般に..駆け足...って気がするの〜....
紅葉..まだまだ...でも日々の変化はお化けのような季節で賑やかでもある.....だから最後の一枚が散って将軍様が来た時が、寂しいのだな〜....
ムラサキシメジがもう...それも皆傘が開いたのばかり....ここは標高１０００メータくらいだが、里山の標高５００メータ弱の里山で、同じ日もうムウラサキ収穫の声が....まだ落葉はじまってね〜ぞ〜....そんなに急いで降りて行くなよ〜！
これは俺の木だから.....って言われて、もう何年経つかな〜...毎年よく出るの〜....でもって採っちゃおうかな〜と思ったら.....遠くに人の気配....沢越しに背負いカゴしょったおじさんの姿が見えてきた....あっ...ナラタケ採っちゃった？.....とおじさん....とんでもございません写真だけ先に撮らせて頂ければ....あ〜あの時の写真撮ってる人か〜.....ハイ...今日は一人ですけどね〜..と、しばしきのこ採りどおしの立ち話し....ごめんシモフリ先に採っちゃった〜と笑顔のおじさんの背負いカゴの中には、沢山のシモフリが.....うっ！ いかん、全部畑回らなくては......
何年か前までは、ブナシメジが出ていたフジの老木だが、今ではヒラタケにとって代わっている.....どっちも嬉しいが、ヒラタケがつくと、木朽ちるの早いから今のうちに楽しんでおこう〜っと！
今年見つけたシモコシの畑.....もうかなり前からシモフリが出るではと通い詰めて....今までカキシメジしかここで見た事なったのに......いや〜〜しかし、これだけ通ってて....今までも出てたのかな〜...
と.....シモコシの脇の苔の方に目を向けると....うそ〜〜〜なんだ今年は...
シモフリの頭がいくつも.......分かるかな〜....わかんね〜だろうな〜（古）
結局稜線に日が陰る直前でやっと車にたどりついた....カメラ機材のリック３つぐらい背負ってるような重さだった....嬉しい重さだが、よくよく斜面を登る為に引き上げる足の重さに...なんできのこなんって採ってるんだ〜とその時はマジで思うが...リックを下ろして、きのこを整理してる時にはもう明日の計画が頭の中で...どんどん大きくなってゆく...
きのこ沢山採れて嬉しい〜〜〜のだが...それらを自分で始末しなければならない....ま〜当然なのだが、これが時間がかかる....こんなに沢山きのこあるのに...菓子パンかなんか食べながら..深夜にやっと...風呂に入ってから.....さけるチーズかなんかでプシュ！.......なかなか美味しいきのこ..口に入らないの〜...
そうそう....山から降りて..家に戻る途中に、今日のシモフリをあげる為に彼女の家に寄った......え〜こんなに出るの〜....はい.....明日あたしも行く〜...えっ明日は用事あって行けないって言ってたじゃん？...用事はいいの？...いいの！シモフリ優先...................
てな事で...翌日..
でじたるメモ
あたしの畑に続く.....
...コメツガの枝をスカートをまくり上げるように持ち上げて....こいつが居ると..自分笑顔がそこにあるようだ.......ほんとに嬉しいの〜！！
