ハイカグラ....の巻

ハイカグラテングタケ幼菌
 10年以上この山のこの場所に通って....でも、このきのこの為に通っていたわけではない。

 毎年でっかい奴がど〜んといて、その地肌の渋さに惹かれどれだけ写真撮ったか..でも去年まではその肌に触った事もなかった.....しもじのこのHPをみてくれてたある一人の方からの1通のメール...おしいきのこ何ですよ...と...え〜〜てな事で数回のメールのやりとりと、おいしく食べれると記載されている図鑑をも教えて頂き......今年はこの場所には、このハイカグラテングタケを狙って何度通い....それも例年になく大量に発生していて....びっくりと感激と....8/3

 このきのこ情報をくれた方とのやりとりしたメールを含む全ての情報がPCのトラブルで全部消えてしまい...年賀状すら出せなかった.......今もしこのページを見てくれていれば、是非メールを頂きいと願ってる、しもじです。

ハイカグラテングタケ
 その生態とその発生タイミングなど、まだ全然勉強不足で、ただ発生した場所を何カ所か知ってるというだけ...しかしこの猛暑の時期に知る限りの全ての場所を1日で見て回るのは....少なくとしもじには不可能....この日はこれまでで一番の暑さの日....尾根を降りまた登り...夏の限界の3時間を超えるルートに踏み出せるに値する、もしかして、とてつもない奴かもしれない。

 少なくとも、しもじ的に なんだか分からんがすげ〜かもランキングの大関君臨!!

 なんとなく、これくらいの状態が一番美味しそうな気がするのだが、実はもう少し傘が開いてくると、なんとも言えない良い香りがしてくるし、茎も勿論美味いのだが、傘がまた実に美味い!

 まるで捨てるとこないきのこで、腎臓の薬にまでなる....でも最初に食べた人もすごいが、どうやって薬になると知ったのだろうか...

かごの中  
 傘は開いた方が香りが良いのだが、開いてから時間が経つと、こんどは、アンモニア臭となって、とても食欲をそそるものでは無くなってしまう。

 右の写真くらが美味しいピーク、これ以上とちび幼菌は全部残し。

 車の脇20歩以内にあった...チチタケ..もっと良く探せば多分この倍くらいはあったかも...って書くとチチタケファンに..え゛〜〜って言われそうだが、今日はハイカグラ命でした〜....
α7 Didital
 と、おやじさん、イワタケ帽子に1杯...1回ぶんだけゲット.....

 イワタケ..一応きのこではありません、地衣類でコケの仲間ですね〜...中華料理で使うキクラゲはイワタケが貴重なので、その代用品とも言われています...

しもじの岩山へご案内〜 8/2
 この岩上にはもう空しかね〜..多分標高1200メータくらい...を、のぼりって...なにやら帽子を脱いで怪しい動き....一回分くらい採らなきゃ....
 ざるのサイズからかなり大型のきのこだと分かる。

正直今日のチチタケは脇役です....

 まな板にハイカグラとタマゴタケ...テングセットです.....しもじ的にはなんか恐ろしくにんまりしてしまう、まな板ショーに見える....

タマゴタケとハイカラテングタケのオニオンスープ餃子...名前長いので...

テング’ズ水餃子

申し訳ないほど、美味い...スープは残さず、白いご飯にかけて....

どれだけの人が味わってるのだろうか....

ぎん ば〜ちゃんちのトコ...

おやじさんの食べかけお菓子........

お菓子好きかおまえ....

きのこ...食わんだろうなあ〜...

 元蕎麦屋のおやじさん連れて、俺の岩山へ...このおやじさん、事情がって妙に山野草やら高山植物に詳しいの、一度連れてきて、色々聞きて〜事あったのだが...

 なんかいいもんね〜かな〜..と..あ〜〜そっちすげ〜アブねからな〜...ここもアブね〜けど...

 この図を見て、卒倒するかふ〜んとし思わないか....でも、マツタケの図より血が騒ぐ、このハイカグラテングファンがいることは間違いでしょう...きっと....美味しい料理に支払うお金だでは、全くどうにもな世界があると知る一枚なのだよ..ね〜

 でも、ほんとに食を楽しむお客さんが来る、優れた技の料理人のお店があれば...是非こういう素材を提供したいな〜と思う、おしい記憶は沢山の人と共にする方が楽しいかな〜と.....最近自分の素人料理を思うと...ちゃんと何年も勉強し修行し、卓越した料理の技と接待術を思うと...あれもこれもはつくづく時間が...人生限られてるのだな〜と...

 しかし、埋もれた優れた食材って...沢山あるのだろうな〜 

テング屋 しもじ
しもじ 足下シリーズ
 この時期この山に登ると、一面ジャコウソウだたりして、そのタイムのような香りが漂う。

 右の黄色い花は、未だ正確な名前が分からないが、どの岩にも足下にも沢山生えてる....

ジャコウソウ