沈黙の後.....長い秋の夜長の....巻

 長野に流れ着いた頃、生まれて初めて買ったきのこ図鑑’信州のきのこ百科’の表紙のきのこがカラカサタケだった...当時の僕は、こんなきのこ図鑑の中だけの不思議な奴だった....時は少しだけ流れ、その頃よりは少しだけ状況が分かって来た今...このカラカサタケの発生は、秋への指標となった...でも不思議は今も変わらない...こんなに柔らかな傘で大型になるわりに、手に取れば簡単に折れる茎...でも自然に折れた姿は見た事ない.....
 ここ数年が例年になりつつあったのなら、今年は.....少し前の例年?..いずれにしても、いつまでも黙ってられるわけもなく....それは..しもじか......しゃべっていれば夜越しで飲むが...黙ればすぐに寝る.....さて今年はいつまで話がづづけられるかな〜、夜長のはじまり、はじまり... ’ちゃんねる しもじ’の15日の動画と合わせて見ると...写真がもっと楽しいよ!

しもじ

マイタケ(黒)
 わずかではあるが、マイタケなんぞも出るが....認識的に秋のきのことは言いがたく、性格には夏の終わり秋の入り口あたりのきのこ...気温ががくっと下がるともう出ない...そんな事より...この幼菌が成長した暁に...いったい誰がゲットするのでしょう...去年は成長しきる前に無くなっていた...のだが、今年は....
ウスムラサキホウキタケ
 先日の台風が降らした雨のせいか...枯れホウキの脇にまた出たといより..ギリギリ出れたって感じのウスムラサキホウキタケ...ここだけ見るとまだ8月みたいだな〜
 カメラを向けると、彼女がポルチーニを添えて...「アレンジものは高いんだよ〜」って......てな事で、べり〜えくすぺんしぶな写真を...カシャ! 
カラカサタケ
 気おつけなければいけないのは、ウラベニホウテイシメジが沢山出るって事は、イッポンシメジ(毒)も同じ条件で沢山出るって事...群れにまぎれる事も多々あり、同定には細心の注意が必要ですね。
ウラベニホテイシメジ
 ウラベニホテイシメジ...なにやら爆発的な発生の兆候か..時期的にミネゴンの様子を見に斜面を歩いていると、峰を超すい勢いで並んでみたり、徒党を組んでいたり.....
 正座してウラベニの収穫中の、佐久方面戦闘員隊長キューT須田君(名前長が....以後須田君と略します..)
1本1本確認し根元の土など落とし、丁寧に収穫...さすが隊長...じゃなくて、須田君。
ヌメリスギタケモドキ
アカジコウ
 この時期に雨が降れば、お約束のヌメリスギタケモドキ....ここ数年で爆発的に出て楽しませてもらい、その発生したドロヤナギの木も細く痩せて....と思っていたら、先日の台風でかなり太いヤナギが何本も.....への字に..
 ミネゴンはというと、あちらこちらで小さな頭を出しはじめていて..まだあまりに小さいのであえて撮った写真は載せまいと思いきや...旧道の真ん中に何故か2本...しかしこの周辺には幼菌の姿はなく.....
サクラシメジ
キンチャヤマイグチ
 10年くらい前まではかなり発生を見てたんですが、最近はとんと見かける数が減ってるキンチャヤマイグチ...
 さらに次のウラベニを探す彼女...斜面きつ!
 8月がメインのアカジコウだが、今年は雨が全くなく出そびれてせいか...ここに来て、一気に...なんか、出たかったんだね〜って感じですの〜...
なんか久々にきのこ採りらしい収穫の図になった...嬉しい〜
15日の収穫の図
イヌセンボンタケ
 こんな写真撮っていたら、まだ数回しか使っていないミニ三脚が...二脚になってしまった...この構造の三脚は僕の使い方には向かないって事が分かった...
山栗(ヤマグリ)
山椒(サンショ)
今年は、’なりもの’が当たりの年のようで、色々な木の実着きがよく、楽しみが増えてよいな〜!
 毎年欲かいて採って、使い切る前に....いくななんでもこれだけ使い切るほどは、うなぎ(大好き!!)は食れない....
ヤマブドウ
 ヤマグリで渋皮煮....どうかな〜って言ったら...え〜〜って言われた...駄目かな〜.....
 干しぶどうにしてから、酵母を作るのだそうです。上手く出来たら、もらってパンを焼いてみようと思ってるのだが...
あまり物屋 しもじ
ご飯のおかずでも、お酒の友でもOK! ’キンチャ炒め’

材料 丸茄子、あまり辛くないピーマン、豚のバラ肉、キンチャヤマイグチ(ぶつ切り)

キンチャヤマイグチは知らないで食べると、里芋のようなヌメリと食感ですね。

 しかし..マイタケの幼菌にウスムラキホウキか...ニアミスってとこだな...
ウラベニホテイシメジ
ウラベニホテイシメジ
納得ゆくまでカゴに入れない!佐久方面...じゃなくて須田君